相続したiPhone、パスコード不明でも売却は可能?手続きと注意点を徹底解説

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大切なご家族を亡くされ、心身ともにお疲れのことと存じます。
そんな中、故人が遺したiPhoneのパスコードが分からず、途方に暮れてはいませんか?
「思い出の詰まったデータをどうすれば…」「このままでは売ることもできないのでは…」といった不安を感じているかもしれません。

しかし、諦める必要はありません。
この記事では、中古端末の専門家であるMobileMartの管理人が、相続したパスコード不明のiPhoneをどうすればよいか、そして最終的に売却するための具体的な手続きと注意点を、あなたの不安に寄り添いながら徹底的に解説します。

【この記事の結論】相続したiPhoneの売却は可能?

質問(ユーザーの知りたいこと)結論(まず知るべき答え)
パスコード不明でも売れる?条件付きで可能です。最大の鍵は「アクティベーションロック」を解除できるかどうかにかかっています。
最初に何をすべき?パソコンを使い、iPhoneを「リカバリーモード」で強制的に初期化し、画面のパスコードロックを解除します。
最重要ポイントは?Appleに公式申請を行い、アクティベーションロックを解除することです。これには故人の死亡証明書など複数の書類が必要です。
ロック解除後はどうする?「訳ありiPhone」の買取実績が豊富な専門の買取業者に査定を依頼するのが、最もスムーズで安心です。
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【結論】パスコード不明の相続iPhoneは売却できる?専門家が回答

結論から申し上げます。
条件付きで売却は可能です。
しかし、そのためにはいくつかのハードルを越える必要があります。
その最大の鍵となるのが「ロックの種類」を正しく理解することです。
相続したiPhoneには、大きく分けて2種類のロックがかかっている可能性があります。

パスコードロックとアクティベーションロックの違いとは?

まず、問題の切り分けが重要です。
故人のiPhoneが直面している「ロック」には、性質の異なる2つの種類が存在します。

ロックの種類内容解除の難易度
パスコードロック画面を立ち上げる際に入力する4桁または6桁の数字や英数字のパスワード。顔認証(Face ID)や指紋認証(Touch ID)もこれに含まれます。比較的低い
(初期化で解除可能)
アクティベーションロック「iPhoneを探す」機能に紐づく強力な盗難防止機能。Apple IDとパスワードで管理されており、初期化しても解除されません。非常に高い
(原則Appleのみ解除可能)

簡単に言えば、パスコードロックは「家の玄関の鍵」、アクティベーションロックは「その家の所有権を証明する権利書」のようなものです。
玄関の鍵は最悪壊して入れますが、権利書がなければその家を売ることはできません。

売却の可否を分ける「アクティベーションロック」の重要性

中古スマートフォン市場の専門家として断言しますが、売却の可否を最終的に決定づけるのは「アクティベーションロック」が解除できるかどうかです。

このロックがかかったままだと、たとえiPhoneを初期化(工場出荷状態にリセット)しても、次の所有者は自分のApple IDでiPhoneを有効化(アクティベート)して使用することができません。
そのため、買取業者から見れば、アクティベーションロックのかかったiPhoneは「正常に再利用できない端末」となり、部品取り目的のジャンク品としての価値しかなくなってしまいます。

逆に言えば、このアクティベーションロックさえ解除できれば、パスコードが不明な状態からでも、売却への道は大きく開かれます。

あなたのiPhoneはどの状態?売却までのロードマップ

まずは、お手元のiPhoneがどの状態にあるかを確認しましょう。
初期化してみないとアクティベーションロックの有無は正確には分かりませんが、以下のロードマップを参考に、ご自身の状況と進むべきステップを確認してください。

  1. 現状の確認
    パスコードが分からず、画面ロックを解除できない状態。
  2. ステップ1:初期化
    パソコンを使い、iPhoneを「リカバリーモード」で強制的に初期化し、パスコードロックを解除します。
  3. ステップ2:ロック解除
    初期化後の設定画面でアクティベーションロックの有無を確認し、かかっている場合はAppleへ公式に解除申請を行います。
  4. ステップ3:売却
    すべてのロックが解除されたら、信頼できる買取業者を選んで売却します。

この記事では、このロードマップに沿って、一つ一つのステップを具体的に解説していきます。
一緒に進んでいきましょう。

ステップ1:売却の準備|iPhoneの初期化とロック解除を目指す

最初のステップは、パスコードロックを解除するための「初期化」です。
故人のデータへのアクセスが目的ではなく、あくまで「売却」を目指すのであれば、この作業は避けて通れません。

データは不要?売却目的なら「初期化」が基本方針

故人の写真や連絡先といったデータを確認したいお気持ちは重々承知しております。
しかし、パスコードが不明な場合、データを保持したままロックを解除することは、Appleのセキュリティ上、極めて困難です。

売却を目的とする場合、いずれにせよ個人情報保護の観点から端末内の全データを消去する必要があります。
そのため、まずは「データを消去してでも、端末を再利用できる状態にする」ことを目指し、初期化を行うのが最も現実的で確実な方針となります。

この初期化作業を行うことで、画面のパスコードロックは解除されます。
ただし、前述の通り、初期化してもアクティベーションロックは解除されないという点を必ず覚えておいてください。

パソコンを使って強制的に初期化(リカバリーモード)する方法

パスコードが分からないiPhoneを初期化するには、パソコン(WindowsまたはMac)とiTunes(またはFinder)を使用します。 この方法は「リカバリーモード」と呼ばれ、Appleが公式に認めている手順です。

【準備するもの】

  • パソコン(Windows PC または Mac)
  • iPhoneとパソコンを接続するUSBケーブル
  • (Windowsの場合)最新バージョンのiTunes
  • (Macの場合)最新バージョンのmacOS

【初期化手順】
iPhoneのモデルによってリカバリーモードに入るためのボタン操作が異なります。

  1. iPhoneの電源を切る:
    • iPhone 8以降: サイドボタンといずれかの音量ボタンを長押しし、電源オフスライダをドラッグ。
    • iPhone 7/7 Plus: サイドボタンを長押しし、電源オフスライダをドラッグ。
    • iPhone SE (第1世代)/6s以前: サイド(またはトップ)ボタンを長押しし、電源オフスライダをドラッグ。
  2. リカバリーモードを起動する:
    iPhoneをケーブルでパソコンに接続しながら、以下のボタンを長押しします。
    • iPhone 8以降: サイドボタンを長押し。
    • iPhone 7/7 Plus: 音量を下げるボタンを長押し。
    • iPhone SE (第1世代)/6s以前: ホームボタンを長押し。
  3. ボタンを押し続ける:
    Appleロゴが表示されてもボタンは離さず、パソコンのマークが表示されたリカバリーモード画面になるまで押し続けてください。
  4. パソコンで「復元」を選択する:
    パソコンのiTunesまたはFinderに「アップデートまたは復元を必要としているiPhoneに問題があります。」というメッセージが表示されます。
    ここで「復元」を選択してください。

この手順により、iPhoneのソフトウェアがダウンロードされ、工場出荷時の状態に復元(初期化)されます。
処理には時間がかかる場合がありますが、完了すればパスコードロックは解除されています。

やってはいけない!パスコードの総当たり入力のリスク

「もしかしたら、この番号かも…」と、思いつくパスコードを何度も試したくなる気持ちはよく分かります。
しかし、これは絶対に避けるべきです。

iPhoneには、パスコードの入力を連続で間違えると、端末が一時的に使用できなくなるセキュリティ機能があります。
さらに、設定によっては10回間違えると端末内のデータが自動的にすべて消去されるように設定されている場合もあります。

売却を目指す上では、データを失うこと自体は問題ありませんが、この方法で初期化されると予期せぬトラブルにつながる可能性もゼロではありません。
何より、時間がかかり非効率です。
安全かつ確実なリカバリーモードでの初期化を行いましょう。

ステップ2:最重要関門!アクティベーションロックを解除する

リカバリーモードでの初期化が完了し、パスコードロックを突破したら、次はいよいよ最重要関門である「アクティベーションロック」の解除に挑みます。
このステップが、相続したiPhoneを売却できるかどうかの運命を分けます。

Appleに申請してロックを解除してもらう唯一の公式な方法

まず大前提として、アクティベーションロックを正規の方法で解除できるのは、世界中でAppleだけです。
街の修理業者や、インターネット上の非公式な解除ツールでは対応できません。
むしろ、そうしたサービスはセキュリティリスクが高く、トラブルの原因となるため絶対に利用しないでください。

Appleは、故人のアカウントに関して、遺族からのアクセス申請や削除申請を受け付ける「デジタル遺産」という考え方に基づいた公式な手続きを用意しています。
この手続きを通じて、アクティベーションロックの解除を申請することが、唯一かつ最も安全な方法です。

Appleへの解除申請に必要な書類と手続きの流れ

Appleへアクティベーションロックの解除を申請するには、あなたがそのiPhoneの正当な相続人であること、そして故人がそのiPhoneの所有者であったことを証明する必要があります。
手続きは複雑に感じるかもしれませんが、一つずつ進めれば大丈夫です。

【Appleへの解除申請に必要なものリスト】

  • 故人の死亡を証明する公的書類
    • 死亡診断書、死体検案書、戸籍(除籍)謄本など
  • あなたが相続人であることを証明する法的書類
    • 戸籍謄本、遺産分割協議書、遺言書など
  • 故人がそのiPhoneの所有者であったことを示す書類
    • 購入時のレシート、キャリアの契約申込書の控えなど(端末のシリアル番号やIMEIが記載されているものが望ましい)
  • 場合によっては「裁判所命令」
    • 上記の書類で証明が不十分な場合に、Appleから追加で要求されることがあります。 これは、故人のApple IDに保存されたデータへのアクセスを許可するという内容の、家庭裁判所が発行する公式な命令書です。

【申請手順のステップバイステップ解説】

  1. Appleサポートに連絡:
    まずはAppleの公式サポートに電話またはチャットで連絡し、「亡くなった家族のiPhoneのアクティベーションロックを解除したい」旨を伝えます。
  2. ケースIDの発行と必要書類の案内:
    担当者から事情が聴取され、手続きのための「ケースID」が発行されます。
    同時に、あなたの状況に応じて必要となる具体的な書類のリストと、その提出方法(専用ページへのアップロードなど)が案内されます。
  3. 必要書類の準備と提出:
    案内された書類を準備し、指定された方法でAppleに提出します。
    書類に不備がないか、よく確認しましょう。
  4. Appleによる審査:
    提出された書類に基づき、Appleによる審査が行われます。
    審査には数週間から、場合によっては数ヶ月かかることもあります。
  5. ロック解除の実行:
    審査が承認されると、Appleが遠隔でアクティベーションロックを解除します。
    解除が完了した旨の連絡が来たら、iPhoneをWi-Fiに接続し、初期設定を進められるか確認してください。

この手続きは、故人のプライバシーという非常にデリケートな情報を扱うため、厳格に行われます。
書類の準備は大変かもしれませんが、これが最も正当な道筋です。

注意:故人アカウント管理連絡先が設定されている場合

2021年12月にリリースされたiOS 15.2以降、「故人アカウント管理連絡先」という機能が追加されました。
これは、生前のうちに信頼できる人を「データ相続人」として指定しておくことで、その人が亡くなった後にiCloudデータの一部にアクセスできるようにする仕組みです。

参考: Apple Accountの故人アカウント管理連絡先を追加する方法

もし故人がこの設定をしており、あなたが連絡先として指定されていた場合、手続きは少し簡略化されます。
その場合、以下の2点があれば、Appleのデジタル遺産ポータルサイトからデータへのアクセスやアカウントの削除を申請できます。

  • 故人が設定した際に発行された「アクセスキー」
  • 故人の「死亡証明書」

ただし、この機能は比較的新しいため、設定しているケースはまだ少ないのが現状です。
過度な期待はせず、まずは前述のAppleサポートへの直接申請を基本と考えて準備を進めるのがよいでしょう。

ステップ3:いよいよ売却へ!信頼できる買取業者の選び方

Appleへの申請が通り、無事にアクティベーションロックが解除されたら、いよいよ最終ステップの「売却」です。
ここからは、中古端末の専門家としての視点で、どこで、どのように売るのがベストなのかを解説します。

アクティベーションロック解除済みiPhoneの売却先

ロックが完全に解除されたiPhoneは、通常の「中古iPhone」として売却できます。
主な売却先には、以下のような選択肢があります。

売却先メリットデメリット
買取専門店・査定から入金までがスピーディー
・専門知識を持ったスタッフが査定
・データ消去などセキュリティ面で安心
・フリマアプリよりは買取価格が安くなる傾向
フリマアプリ・自分で価格設定できるため、高く売れる可能性がある・出品、梱包、発送の手間がかかる
・個人間取引のためトラブルのリスクがある
・「元々ロックされていた」等の説明が難しい
キャリアの下取り・新しい機種の購入と同時に手続きできる・買取価格が安いことが多い
・現金化ではなく、機種代金の割引やポイント還元が基本

MobileMartの管理人としては、今回のケースのように複雑な経緯をたどった端末の場合、トラブルが少なく、適正価格で迅速に現金化できる買取専門店の利用を強く推奨します。

【重要】訳ありiPhoneの買取に強い専門業者を選ぶ

買取専門店を選ぶ際、最も重要なポイントは「訳ありiPhone」の買取実績が豊富な業者を選ぶことです。

「パスコードが不明だった」「一度Appleに申請してロックを解除した」といった経緯は、正直に査定士に伝えるべきです。
通常の買取店では、このようなイレギュラーなケースに戸惑い、査定額を不当に下げたり、買取を拒否したりする可能性があります。

一方で、私たちMobileMartのように、日常的にロックがかかった端末や分割払い中の端末など、いわゆる「訳ありiPhone」を専門に扱っている業者は、このような状況に慣れています。
端末の状態を正しく評価し、スムーズな取引を進めるためのノウハウを持っています。
安心して相談できる専門業者を選ぶことが、納得のいく売却への近道です。

査定額アップのポイントと売却時の注意点

少しでも高く売るために、以下のポイントを実践しましょう。

  • 付属品を揃える
    購入時の箱、充電ケーブル、説明書など、付属品が揃っていると査定額がアップしやすくなります。
  • 本体を綺麗にする
    柔らかい布で指紋や汚れを拭き取り、綺麗な状態にしておきましょう。
  • 複数の業者で相見積もりを取る
    1社だけでなく、複数の業者に査定を依頼して価格を比較するのも有効です。

また、売却前には必ずご自身で最終的な初期化を行ってください。
「設定」>「一般」>「転送またはiPhoneをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」
この操作で、万が一残っているかもしれないApple IDとの紐付けなどを完全に断ち切り、個人情報が残らないようにすることが重要です。

万が一ロック解除できなかった場合の最終手段

残念ながら、書類が揃わないなどの理由でAppleへの申請が通らず、アクティベーションロックが解除できなかった場合でも、諦める必要はありません。

数は限られますが、「部品取り」を目的としたジャンク品として買い取ってくれる専門業者が存在します。
もちろん、正常な中古品と比べて買取価格は大幅に下がってしまいます。
しかし、処分に困る端末をそのままにしておくよりは、わずかでも現金化できる方が良い選択肢と言えるでしょう。

最後まで諦めずに、そうした専門業者に相談してみてください。
私たちMobileMartでも、そのような端末のご相談を承っています。

よくある質問(FAQ)

Q: 故人のApple IDとパスワードが分かればロック解除できますか?

A: はい、Apple IDとパスワードが分かれば、iCloud.comにサインインし、「iPhoneを探す」からデバイスを削除することでアクティベーションロックを解除できます。その後、デバイスを初期化すれば完了です。しかし、それが分からないからこそ多くの方がお困りになります。まずは故人が情報をどこかに書き残していないか(エンディングノートなど)探してみる価値はあります。

Q: デジタル遺品整理業者に頼むのはどうですか?

A: 一つの選択肢ですが、注意が必要です。パスコードロックの解除やデータ抽出を請け負う業者はありますが、高額な費用がかかる上、成功が保証されているわけではありません。 また、アクティベーションロックの解除はApple以外では不可能です。売却が目的なら、まずは本記事で解説したAppleへの公式な申請を試みることを強くお勧めします。

Q: キャリアショップ(ドコモ・au・ソフトバンク)に持ち込めば対応してくれますか?

A: いいえ、キャリアショップではパスコードロックやアクティベーションロックの解除はできません。 契約の解約手続きは可能ですが、端末本体のロック解除については管轄外となります。

Q: 自分でパスコードを解析するソフトを使うのは安全ですか?

A: 推奨しません。インターネット上には様々な解析ソフトが存在しますが、その多くは安全性が保証されておらず、ウイルス感染や個人情報漏洩のリスクを伴います。 故人の大切な情報、そしてご自身の情報を守るためにも、安易な利用は絶対に避けるべきです。

Q: 売却せずに、自分で使うことはできますか?

A: はい、アクティベーションロックの解除に成功すれば、ご自身のApple IDを設定して新しいiPhoneとして使用することが可能です。ただし、故人のデータ(写真、連絡先など)は初期化によってすべて消去されます。

まとめ

相続したiPhoneのパスコードが分からないという状況は、精神的にも手続き的にも大きな負担となります。

しかし、本記事で解説したように、正しいステップを踏めば、売却というゴールにたどり着くことは決して不可能ではありません。

最も重要なのは、最難関である「アクティベーションロック」をAppleの公式な手続きで解除することです。
書類の準備など大変な面もありますが、焦らず一つずつ取り組んでみてください。

もし手続きに不安を感じたり、売却について具体的な相談をしたくなったりした際は、決して一人で悩まず、私たちMobileMartのような専門知識を持つ業者にご相談ください。
あなたの不安が少しでも軽くなるよう、全力でサポートします。

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