赤ロムiPhoneの買取相場はいくら?モデル別の目安と高く売るコツ
「赤ロムになったiPhoneって、もう売れないの?」
そんな不安を感じている方は少なくないと思います。
ネットワーク利用制限が「×」になってしまったiPhoneを目の前にして、途方に暮れている方もいらっしゃるかもしれません。
ご安心ください。赤ロムのiPhoneは、確かに通常の中古品と比べて買取価格は下がります。
しかし、「まったく売れない」わけではありません。
赤ロムの買取に対応した専門業者であれば、しっかりと値段をつけて買い取ってくれるケースがほとんどです。
この記事では、赤ロムiPhoneのモデル別買取相場の目安から、少しでも高く売るための具体的なコツ、信頼できる業者の選び方まで、買取の現場を知る管理人が丁寧に解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、お手元の赤ロムiPhoneをベストな形で売却するための知識を身につけてください。
【この記事の結論】赤ロムiPhoneの買取相場と高く売るための3つの鉄則
- 赤ロムでも売却可能:
ネットワーク利用制限「×」でも、専門業者なら買取可能です。ただし通常品より30〜60%減額されます。- 「△判定」と混同注意:
分割払い中(△)は赤ロムではありません。支払いが滞り「×」になる前に売るのが高く売るコツです。- 高く売るための3つの鉄則:
- 専門業者3社以上で相見積もりをとる
- 売却前に必ずApple IDをサインアウトし初期化する
- 外箱やケーブルなどの付属品をすべて揃える

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目次
赤ロムiPhoneとは?ネットワーク利用制限「×」の意味と買取への影響
まず、「赤ロム」という言葉に馴染みのない方のために、基本的なところから整理していきましょう。
赤ロムの意味を正しく理解することが、納得のいく売却への第一歩です。
そもそも赤ロムとは?キャリアの利用制限がかかった状態を解説
赤ロムとは、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなどの携帯キャリアによって「ネットワーク利用制限」が「×」に設定された端末のことです。
では、なぜ「×」になってしまうのか。主な原因は以下の3つです。
- 端末の分割払い(割賦)の支払いが滞納・停止された
- 端末が盗難届の対象になっている
- 不正な契約や詐欺的な手段で取得された端末である
ネットワーク利用制限が「×」になると、どのキャリアのSIMカードを挿してもモバイルデータ通信や通話ができなくなります。
ただし、Wi-Fi接続は制限の対象外なので、Wi-Fi環境であれば問題なく使うことができます。
「赤ロム」という名前の由来は、中古販売店がネットワーク利用制限「×」の端末を管理台帳に赤字で記載していたことから来ているといわれています。(諸説あり)
「赤ロムになってしまったら、もう終わりだ」と落ち込む必要はありません。
確かに通常の中古端末として売るのは難しくなりますが、専門の買取業者であれば対応してくれますので、まずは正確な状態を把握することから始めましょう。
赤ロムと「残債あり(△判定)」はどう違う?混同しやすいポイントを整理
赤ロムについてご相談いただく中で、もっとも多い誤解が「分割払い中=赤ロム」というものです。
これは大きな間違いなので、ここでしっかり整理しておきます。
| 項目 | 残債あり(△判定) | 赤ロム(×判定) |
|---|---|---|
| ネットワーク利用制限 | △(制限なし) | ×(制限あり) |
| 通信・通話 | 問題なく利用可能 | 利用不可(Wi-Fiのみ可) |
| 状態 | 分割払い中だがきちんと支払い継続中 | 支払い滞納や不正取得により利用停止 |
| 買取価格への影響 | 通常品から10〜30%程度の減額 | 通常品から30〜60%の大幅減額 |
| フリマ出品 | 条件付きで可能な場合あり | ほとんどのサイトで出品禁止 |
つまり、分割払い中の端末はネットワーク利用制限「△」の状態であり、毎月きちんと支払いを続けていれば通信も通話も問題なく使えます。
支払いが滞り、キャリアから利用停止処分を受けてはじめて「×」、つまり赤ロムになります。
買取に出す前に、ご自身の端末が「△」なのか「×」なのかを確認することがとても重要です。
△の段階であれば、通常の中古買取に近い価格で売却できる可能性があります。
赤ロムiPhoneの買取価格が下がる理由
赤ロムのiPhoneが通常品より安くなるのには、明確な理由があります。
まず、赤ロム端末はモバイル通信ができないため、国内で「スマートフォン」として再販する価値が大きく下がります。
メルカリやヤフオクといった主要フリマサイトでも赤ロム端末の出品は規約で禁止されているため、一般的な中古市場での流通が難しいのが現実です。
では、赤ロムの端末はどこに流れるのかというと、主に「パーツ取り用」と「海外再販」の2つのルートがあります。
赤ロムのネットワーク利用制限は国内キャリアのモバイル回線にのみ適用されるため、海外では問題なく使えるケースが多いです。
ただし、赤ロムだからといって「価値がゼロ」ではない、ということはぜひ覚えておいてください。
特にiPhoneは世界的に需要が高いため、赤ロムであってもしっかりとした金額で買い取ってもらえるケースは多いです。
【2026年最新】赤ロムiPhoneのモデル別買取相場の目安
ここからは、皆さんがもっとも気になるであろうモデル別の買取相場をご紹介します。
以下の金額は2026年3月時点の目安であり、端末の状態やストレージ容量、買取業者によって変動しますので、あくまで参考値としてご覧ください。
iPhone 16シリーズ(16/16 Plus/16 Pro/16 Pro Max)の赤ロム買取相場
2024年9月に発売されたiPhone 16シリーズは、赤ロム状態であっても比較的高値で取引されています。
| モデル | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 16 | 25,000〜40,000円 | 30,000〜45,000円 | 35,000〜50,000円 | – |
| iPhone 16 Plus | 30,000〜45,000円 | 35,000〜50,000円 | 40,000〜55,000円 | – |
| iPhone 16 Pro | 40,000〜55,000円 | 45,000〜65,000円 | 50,000〜70,000円 | 55,000〜75,000円 |
| iPhone 16 Pro Max | 50,000〜65,000円 | 55,000〜70,000円 | 60,000〜80,000円 | 65,000〜85,000円 |
Pro/Pro Maxのほうが買取価格が高い傾向にあるのは、通常の中古市場と同じです。
また、ストレージ容量が大きいほど査定額は上がります。
iPhone 15シリーズ(15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max)の赤ロム買取相場
iPhone 15シリーズは発売から1年半以上が経過していますが、まだ十分な買取需要があります。
| モデル | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB |
|---|---|---|---|---|
| iPhone 15 | 18,000〜30,000円 | 22,000〜35,000円 | 25,000〜40,000円 | – |
| iPhone 15 Plus | 22,000〜35,000円 | 25,000〜40,000円 | 30,000〜45,000円 | – |
| iPhone 15 Pro | 30,000〜45,000円 | 35,000〜55,000円 | 40,000〜60,000円 | 45,000〜65,000円 |
| iPhone 15 Pro Max | – | 40,000〜60,000円 | 45,000〜65,000円 | 50,000〜70,000円 |
iPhone 16シリーズと比べると1段階下がりますが、Proモデルは依然として高値が期待できます。
iPhone 14以前のモデル(14/13/12/SE)の赤ロム買取相場
モデルが古くなるほど買取価格は下がる傾向にありますが、それでもゼロではありません。
| モデル | 赤ロム買取相場の目安(容量により変動) |
|---|---|
| iPhone 14 Pro Max | 25,000〜45,000円 |
| iPhone 14 Pro | 20,000〜40,000円 |
| iPhone 14 / 14 Plus | 12,000〜30,000円 |
| iPhone 13 Pro Max | 18,000〜35,000円 |
| iPhone 13 Pro | 15,000〜30,000円 |
| iPhone 13 / 13 mini | 8,000〜20,000円 |
| iPhone 12シリーズ | 5,000〜15,000円 |
| iPhone SE(第3世代) | 5,000〜12,000円 |
| iPhone SE(第2世代) | 2,000〜6,000円 |
iPhone 12以前のモデルは、業者によっては買取対象外となる場合もあります。
ただし、iPhone SEシリーズはコンパクトサイズの根強い需要があるため、古いモデルでも意外と値段がつくことがあります。
赤ロム買取相場を左右する5つの要因
同じモデルでも買取価格に開きが出るのは、以下の5つの要因が複合的に影響しているからです。
- モデルの新しさ:
発売日から日が浅いほど高値がつきます。新モデル発売後は旧モデルの相場が一気に下がる傾向があります- ストレージ容量:
128GBより256GB、256GBより512GBのほうが査定額は高くなります。大容量モデルは中古市場での需要も高いためです- 外観の状態:
画面の傷、ボディの凹み、画面割れなどがあると減額されます。特に画面割れは大きなマイナス要因です- 付属品の有無:
外箱、充電ケーブル、説明書などが揃っていると、数千円の上乗せが期待できます- バッテリーの最大容量:
「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態」で確認できるバッテリーの最大容量が80%を下回ると、減額対象になることがあります
これらの要因を理解しておくことで、「なぜこの金額なのか」という査定結果に納得しやすくなります。
ネットワーク利用制限の確認方法と赤ロム判定の調べ方
赤ロムかどうかを正確に確認することは、適正な買取価格を把握するうえで欠かせないステップです。
確認方法はとても簡単なので、売却を考えている方はまず試してみてください。
IMEI番号の調べ方(iPhone設定画面・ダイヤル入力)
ネットワーク利用制限の判定を調べるには、まず端末固有の製造番号である「IMEI」(International Mobile Equipment Identity)を確認する必要があります。
iPhoneでIMEIを確認する方法は2つあります。
- 設定アプリから確認
「設定」→「一般」→「情報」と進み、画面を下にスクロールするとIMEIが表示されます - ダイヤル入力で確認
電話アプリを開き、「*#06#」と入力するとIMEI番号が画面に表示されます
表示されたIMEI番号は、スクリーンショットを撮るかメモに控えておくと便利です。
キャリア別のネットワーク利用制限確認サイト一覧
IMEI番号がわかったら、端末を購入したキャリアの確認サイトで判定を調べます。
総務省の情報にもあるとおり、各キャリアはネットワーク利用制限の確認ページを公開しています。
確認サイトでIMEI番号を入力すると、「○」「△」「×」のいずれかの判定が表示されます。
「○」は分割払い完済済みで問題なし、「△」は分割払い中だが現在は制限なし、「×」は利用制限がかかっている赤ロム状態です。
どのキャリアで購入した端末かわからない場合は、すべてのキャリアの確認サイトで調べてみてください。
「△」判定のうちに売るべき?赤ロムになる前の判断ポイント
日々のご相談の中で、「△判定の段階で売っておけばよかった」と後悔される方を少なからずお見かけします。
△判定の端末は、分割払いの支払いが継続している限り通信も使えますし、買取価格も通常の中古品に近い金額が期待できます。
しかし、何らかの事情で支払いが滞ると「×」に変わり、買取価格は大幅に下がってしまいます。
もし今後の支払いに不安がある場合は、△の段階で売却を検討するのも賢い選択です。
残債を一括返済してネットワーク利用制限を「○」にしてから売れば、もっとも高い金額での売却が可能になります。
赤ロムiPhoneを少しでも高く売る5つのコツ
赤ロムであっても、ちょっとした工夫で買取価格を上げることは十分に可能です。
ここでは、買取の現場で実際に効果のある5つのコツをお伝えします。
コツ1:複数の買取業者に査定を依頼して比較する
赤ロムの買取価格は、業者によって驚くほど差があります。
ある業者では10,000円の査定だったものが、別の業者では25,000円ということも珍しくありません。
これは、各業者が持つ販路(海外ルート、パーツ取り先など)や在庫状況が異なるためです。
必ず最低3社以上に見積もりを取り、比較することをおすすめします。
最近は宅配買取に対応している業者も多いので、自宅にいながら複数の査定を受けることができます。

コツ2:付属品をできるだけ揃えて査定に出す
意外と見落としがちなのが付属品の存在です。
外箱、充電ケーブル(USB-C)、説明書などが揃っているだけで、数千円のプラス査定になることがあります。
お手元に残っている付属品がないか、購入時の箱ごとクローゼットや引き出しの中を探してみてください。
付属品が完全に揃った状態は「完品」と呼ばれ、買取業者にとっても再販しやすいため、査定が有利になります。
コツ3:端末を初期化し、Apple IDからサインアウトしておく
買取に出す前の必須準備として、データの初期化とApple IDのサインアウトがあります。
Appleの公式サポートページでも、売却前にやるべき手順として案内されています。
具体的な手順は以下のとおりです。
- 「設定」→ 自分の名前(Apple ID)をタップ → 下にスクロールして「サインアウト」をタップ
- 「iPhoneを探す」がオフになっていることを確認
- 「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行
Apple IDからサインアウトせずに初期化してしまうと、「アクティベーションロック」がかかったままになり、買取拒否や大幅な減額につながります。
この作業は必ず行ってください。
関連記事: 【完全ガイド】iPhoneの初期化、正しくできていますか?全データ消去とアクティベーションロック解除
コツ4:外観をきれいにクリーニングしてから売る
査定の際、端末の見た目は第一印象を大きく左右します。
画面の指紋汚れやボディのホコリを柔らかい布(メガネ拭きなど)で丁寧に拭き取るだけで、査定員の印象はかなり変わります。
ただし、画面割れや深い傷の修理は費用対効果を考えるとおすすめしません。修理費用が査定額のアップ分を上回ってしまうケースがほとんどだからです。
あくまで「掃除で落とせる汚れをきれいにする」という範囲で十分です。
コツ5:売却のタイミングを見極める(新モデル発売前がベスト)
iPhoneの買取相場は、新モデルの発売タイミングに大きく影響を受けます。
Appleは例年9月頃に新型iPhoneを発表・発売しますが、発売後は旧モデルの買取相場が一気に下がる傾向があります。
つまり、できるだけ早く売却するのが高値のコツです。
「いつか売ろう」と思っているうちに相場がどんどん下がってしまうのは、中古端末市場ではよくある話です。
売却を決めたら、なるべく早く行動に移しましょう。
赤ロムiPhoneの買取先はどこがいい?業者選びのポイント
赤ロムiPhoneは通常の買取店では対応してもらえないことも多いため、業者選びが特に重要です。
赤ロム買取に対応している業者の種類と特徴
赤ロムの買取に対応している業者は、大きく3つのタイプに分けられます。
赤ロム・ジャンク専門の買取業者
赤ロムや分割払い中の端末を専門に扱う業者で、海外販路やパーツ取りのネットワークを持っているため、もっとも高値が期待できます。
当店MobileMartもこのカテゴリに該当します。
iPhone専門の買取店
iPhoneに特化した買取店の中には、赤ロム端末にも対応しているところがあります。
iPhone修理店を併設している業者は、パーツとしての価値も評価してくれるため、比較的高い査定が出やすいです。
総合中古スマホ買取店
大手の中古スマホ買取チェーンの中にも赤ロム対応のところはありますが、専門業者に比べると査定額は低めになる傾向があります。
一般的に、赤ロムに特化した専門業者ほど高い査定額を提示してくれる傾向にあります。
信頼できる買取業者を見極めるチェックポイント
赤ロムの売却は少しデリケートな取引です。
信頼できる業者を選ぶために、以下のポイントを確認してみてください。
- 買取実績や取扱件数が公式サイトで公開されている
- Googleの口コミや評判サイトで極端な悪評がない
- 査定金額の根拠を丁寧に説明してくれる
- 査定から振込までのスピードが明確に案内されている
- 古物商許可証の番号が明記されている
特に「査定金額の根拠を説明してくれるかどうか」は重要なポイントです。
なぜその金額なのかをきちんと教えてくれる業者は、信頼性が高いといえます。
フリマアプリやオークションで赤ロムは売れる?注意点を解説
「メルカリやヤフオクで売れないの?」というご質問もよくいただきますが、結論からいうと、おすすめしません。
メルカリ、ラクマ、ヤフオクといった主要なフリマ・オークションサイトでは、赤ロム端末の出品は利用規約で禁止されています。
赤ロムだと知らずに出品してしまった場合でも、アカウント停止や取引キャンセルなどのペナルティを受ける可能性があります。
また、仮に出品できたとしても、購入者とのトラブル(「通信できない」というクレームなど)に発展するリスクが非常に高いです。
赤ロムの売却は、対応している専門の買取業者に依頼するのが安全で確実な方法です。
赤ロムiPhoneを売らずに活用する方法もある
買取価格に納得がいかない場合や、モデルが古くて査定額が低い場合は、「売らずに使い続ける」という選択肢も検討してみてください。
Wi-Fi専用端末として自宅で使う
赤ロムのiPhoneでもWi-Fi接続は問題なく利用できます。
つまり、Wi-Fi環境さえあれば、多くの機能をそのまま使い続けることが可能です。
具体的には、以下のような活用方法があります。
- YouTubeやNetflixなどの動画視聴用端末として
- Apple MusicやSpotifyなどの音楽再生専用プレイヤーとして
- 電子書籍リーダー(Kindle、Apple Booksなど)として
- お子さん向けの学習用端末として(スクリーンタイムで制限も可能)
- 自宅の防犯カメラ代わりとして(専用アプリを使用)
Wi-Fi環境で使う分にはネットワーク利用制限の影響をまったく受けないので、まだまだ現役で活躍できます。
売却と活用、どちらが得か判断する基準
売却か活用かで迷ったときは、「買取価格」と「自分にとっての使い道の価値」を天秤にかけて考えてみてください。
たとえば、iPhone 12の赤ロムで買取査定が5,000円だった場合、Wi-Fi専用のサブ端末として使い続けるほうがお得かもしれません。
一方、iPhone 16 Proの赤ロムで50,000円以上の査定が出るなら、売却して新しい端末の購入資金に充てるほうが合理的です。
判断に迷ったら、まずは査定だけ受けてみて、金額を確認してから決めるのがベストです。
査定を受けたからといって必ず売らなければいけないわけではありませんので、気軽に相談してみてください。
【最新動向】総務省の赤ロム「原則禁止」で買取相場はどう変わる?
最後に、赤ロムを取り巻く制度面の最新動向についても触れておきます。
今後の買取市場に大きな影響を与える可能性がある話題です。
総務省が進める「ネットワーク利用制限の原則禁止」とは
総務省は2024年4月から「競争ルールの検証に関するワーキンググループ」において、ネットワーク利用制限の見直しに関する議論を進めています。
ITmedia Mobileの報道によると、端末代金の未払いによるネットワーク利用制限を原則として禁止する方針が示されています。
この見直しの背景には、「中古スマートフォンを購入した人が、前の持ち主の未払いによって突然通信できなくなるのは不合理だ」という考え方があります。
つまり、自分に責任がない理由でスマホが使えなくなる事態を防ごうという動きです。
ただし、盗難や不正契約による取得など、明らかに違法な手段で入手された端末については、引き続きネットワーク利用制限が適用される方針です。
また、端末購入から4カ月以内は、購入者の支払い意思を確認する期間として利用制限が認められるとされています。
今後の赤ロム買取市場への影響と売り時の考え方
この制度見直しが実現すると、「赤ロム」という概念自体が大きく変わる可能性があります。
未払いによる赤ロムが原則禁止になれば、中古スマートフォン市場全体の信頼性が向上し、「赤ロムリスク」を心配する必要が減ります。
ただし、2026年3月現在ではまだガイドラインの策定段階であり、完全に施行されたわけではありません。
現時点で赤ロム端末をお持ちの方は、制度の変更を待つよりも、できるだけ早めに売却を検討されることをおすすめします。
端末は時間が経つほど価値が下がりますし、制度変更後に市場がどう動くかは不透明な部分もあるためです。
よくある質問(FAQ)
Q: 赤ロムのiPhoneはメルカリやヤフオクで売れますか?
メルカリやヤフオクなどのフリマ・オークションサイトでは、赤ロム端末の出品はほとんどの場合、利用規約で禁止されています。
知らずに出品するとアカウント停止やトラブルの原因になりますので、赤ロム対応の専門買取業者に売却するのが安心です。
Q: 赤ロムになったiPhoneの利用制限を解除する方法はありますか?
赤ロム(ネットワーク利用制限×)を自分で解除する方法は基本的にありません。
滞納が原因の場合は未払い分を完済すれば解除される可能性がありますが、元の契約者本人でなければ手続きが難しいのが実情です。
盗難や不正契約が原因の場合は、解除はほぼ不可能とお考えください。
Q: 赤ロムと白ロムの違いは何ですか?
白ロムとは、SIMカードが入っていない正常な中古端末のことです。
新しいSIMを挿せば問題なく通信・通話ができます。
一方、赤ロムはネットワーク利用制限がかかっており、どのSIMを挿してもモバイル通信ができない状態です。
中古iPhoneを購入する際は、白ロムであることを必ず確認しましょう。
Q: 赤ロムかどうかを購入前に確認する方法は?
端末のIMEI番号を使って、各キャリアのネットワーク利用制限確認サイトで判定を調べることができます。
IMEIは端末の「設定」→「一般」→「情報」で確認するか、電話アプリで「*#06#」とダイヤルすることで表示されます。
購入前に必ず確認してください。
Q: 分割払い中のiPhoneは赤ロムですか?
いいえ、分割払い中でもきちんと支払いを続けていれば赤ロムではありません。
分割払い中の端末はネットワーク利用制限「△」の状態であり、通信・通話は問題なく使えます。
支払いが滞り、キャリアから利用停止処分を受けた場合にはじめて「×」(赤ロム)になります。
Q: 赤ロムのiPhoneはWi-Fiで使えますか?
はい、赤ロムのiPhoneでもWi-Fiは問題なく使えます。
ネットワーク利用制限はキャリアのモバイル回線にのみ影響するため、Wi-Fi接続での通信は一切制限されません。
動画視聴やSNS、Webブラウジングなど、Wi-Fi環境であれば通常どおり使うことができます。
まとめ
赤ロムのiPhoneは通常の中古品と比べて買取価格が下がるのは事実ですが、「売れない」わけではありません。
赤ロム対応の専門業者であれば、モデルや状態に応じてしっかりとした金額で買い取ってもらえます。
この記事でお伝えしたポイントを改めて整理すると、まず自分の端末のネットワーク利用制限の状態(○/△/×)をIMEI番号で正確に確認すること。
そして、複数の買取業者に査定を依頼して比較すること。
売却前にはApple IDのサインアウトと初期化を忘れずに行い、付属品を揃えて、端末をきれいにクリーニングしてから査定に出すこと。
これらを実践するだけで、査定額は変わってきます。
また、総務省がネットワーク利用制限の原則禁止に向けて動いていることもあり、中古スマートフォン市場は今後さらに大きく変化していく見通しです。
「赤ロムだから」と諦める必要はありません。
まずは信頼できる専門業者に相談して、お手元のiPhoneの価値を確かめてみてください。
MobileMartでは赤ロム・分割払い中のiPhoneの買取を専門に行っており、無料査定も受け付けています。
焦らず、納得のいく形で売却できるよう、私たちがしっかりサポートいたします。
