【完全ガイド】iPhoneの初期化、正しくできていますか?全データ消去とアクティベーションロック解除

初期化・セットアップ関連

「iPhoneを売りたいけど、初期化ってどこまでやれば安全なの?」「初期化したはずなのに、アクティベーションロックが残っていると言われた…」——そんな不安を感じていませんか?

こんにちは、MobileMartの管理人です。長年にわたり中古iPhone市場に携わり、買取の現場で数えきれないほどの「初期化トラブル」を見てきました。
実はiPhoneの初期化は、設定画面から数タップで完了する簡単な操作に見えて、手順を一つ飛ばしただけで大きな問題に発展するケースが少なくありません。

特に多いのが「初期化したのにアクティベーションロックが残っていた」「iMessageを解除し忘れてSMSが届かなくなった」といったトラブルです。
MobileMartにも、こうした状態のiPhoneが持ち込まれることがあり、残念ながら買取をお断りするケースも生じています。

この記事では、iPhoneの初期化で消えるもの・消えないものの整理から、正しい初期化手順、アクティベーションロックの仕組みと解除方法まで、買取業者の視点を交えながらわかりやすく解説します。

【この記事の結論】iPhone初期化で失敗しないための3つの鉄則

  • 最重要:初期化の前に必ず「iPhoneを探す」をオフにする
    これが「アクティベーションロック」を解除する最も確実な方法です。
    Apple IDからサインアウトすることも忘れないでください。
  • 5つの事前準備を順番に行う
    データのバックアップ、Apple Watch等の連携解除、iMessageのオフ、SIMカードの取り出しなど、初期化前の準備を確実に行いましょう。
  • 完了の合図は「こんにちは」画面
    初期化が成功し、アクティベーションロックが解除されているiPhoneは、電源を入れると「こんにちは」という初期設定画面が表示されます。
    売却・譲渡前にはこの状態になっているかを確認してください。
iPhone初期化完全チェックリスト
初期化前の5つの手順を一枚で確認。「iPhoneを探す」オフが買取トラブル防止の最重要ポイントです。

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iPhoneの「初期化」で実際に消えるもの・消えないもの

iPhoneの初期化を行う前に、まず「何が消えて、何が消えないのか」を正しく理解しておくことが大切です。
ここを曖昧にしたまま初期化を進めると、思わぬトラブルにつながることがあります。

初期化(全データ消去)で消えるもの一覧

iPhoneの「すべてのコンテンツと設定を消去」を実行すると、端末は工場出荷時の状態にリセットされます。
具体的には、以下のデータ・設定がすべて消去されます。

消えるもの具体例
個人データ写真、動画、連絡先、メッセージ、通話履歴
アプリインストールしたすべてのアプリとアプリ内データ
アカウント情報メール、SNSなどのログイン情報
各種設定Wi-Fi設定、パスコード、壁紙、通知設定
決済情報Apple Payに登録したクレジットカード・Suica
その他位置情報設定、アクセシビリティ設定、キーボード学習データ

つまり、あなたがiPhoneに保存してきた個人的なデータや設定は、原則としてすべて消えることになります。
買取に出す場合、この初期化が不十分だと、次の持ち主があなたの個人情報にアクセスできてしまうリスクがあるため、確実に実行することが重要です。

初期化しても消えないもの・注意が必要なこと

一方、初期化しても消えない・リセットされない要素もあります。
ここを誤解している方が非常に多いです。

まず、iOSのバージョンは初期化しても元に戻りません
「工場出荷時の状態に戻る」とよく言われますが、これはデータと設定がリセットされるという意味であり、購入時のiOSバージョンに戻るわけではありません。

次に、iCloudに保存したデータは消えません
初期化で消えるのはiPhone本体上のデータだけです。
iCloudにバックアップした写真や連絡先はクラウド上にそのまま残ります。

そして、最も注意していただきたいのがeSIMの扱いです。
eSIMを利用している場合、初期化時に「eSIMを消去する」か「eSIMを保持する」かを選択できます。
売却・譲渡するなら必ず「eSIMを消去」を選んでください。

さらに重要なのが、アクティベーションロックは初期化だけでは解除されない場合があるという点です。
「iPhoneを探す」がオンの状態のまま初期化すると、ロックが残ってしまう可能性があります。
この問題については、後のセクションで詳しく解説します。

iPhone初期化の前に必ずやること完全チェックリスト

初期化を実行する前に、必ず完了しておくべき準備が5つあります。
この順番で進めていけば、トラブルを防ぎながらスムーズに初期化を完了できます。

①データのバックアップ(iCloud / Finder / iTunes)

初期化をすると本体のデータはすべて消去されるため、大切なデータは事前にバックアップを取っておきましょう。
バックアップ方法は主に3つあります。

  • iCloudバックアップ
    「設定」→自分の名前→「iCloud」→「iCloudバックアップ」→「今すぐバックアップを作成」で実行。Wi-Fi環境があれば手軽にできるため、初心者の方にはこの方法がもっともおすすめです
  • Mac(Finder)でバックアップ
    MacとiPhoneをケーブルで接続し、Finderからバックアップを作成
  • Windows(Appleデバイスアプリ)でバックアップ
    WindowsパソコンにiPhoneを接続し、Appleデバイスアプリ(旧iTunes)からバックアップを作成

なお、LINEのトーク履歴は通常のiCloudバックアップには含まれません。
LINEアプリ内の「設定」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ」から個別にバックアップを取る必要があります。
同様に、ゲームアプリのセーブデータなども、アプリごとに引き継ぎ設定が必要な場合があるため、事前に確認しておきましょう。

バックアップを忘れてから初期化してしまい、後悔される方が本当に多いです。
必ずバックアップが完了していることを確認してから、次の手順に進んでください。

②Apple製品・サービスとの連携解除(Apple Watch・AirPods・SuicaなどApple Pay)

iPhoneとペアリングしているApple製品がある場合は、初期化前に必ず連携を解除しておきましょう。

Apple Watchのペアリング解除手順

  1. iPhoneで「Watch」アプリを開く
  2. 「マイウォッチ」タブをタップ
  3. ペアリングを解除したいApple Watchの横にある「i」マークをタップ
  4. 「Apple Watchとのペアリングを解除」をタップ

AirPodsのペアリング解除手順

  1. 「設定」→「Bluetooth」を開く
  2. AirPodsの横にある「i」マークをタップ
  3. 「このデバイスの登録を解除」をタップ

SuicaやPASMOなどApple Payのカード削除

  1. 「設定」→「ウォレットとApple Pay」を開く
  2. 削除したいカードを選択
  3. 画面下部の「カードを削除」をタップ

SuicaやPASMOの残高は、カードを削除した後でも新しいiPhoneで再登録すれば引き継げるのでご安心ください。
ただし、Apple Watchに登録しているSuicaがある場合は、Apple Watchのペアリング解除より先にSuicaを削除しておく必要があります
この順番を間違えるとトラブルの原因になるため注意してください。

③iMessageの登録解除(Android移行者は特に必須)

iPhoneからAndroidスマホに乗り換える予定の方は、初期化前にiMessageを必ずオフにしてください。
オフにしないまま初期化すると、他のiPhoneユーザーからのSMSが新しいAndroidスマホに届かなくなるトラブルが発生します。

iMessageをオフにする手順

  1. 「設定」→「メッセージ」を開く
  2. 「iMessage」のスイッチをオフにする

もしiPhoneをすでに手放してしまった後でiMessageの解除を忘れたことに気づいた場合でも、諦める必要はありません。
Appleが公式に提供しているiMessageの登録解除ページから、オンラインで電話番号の登録を解除できます。
自分の電話番号を入力し、SMSで届く確認コードを入力するだけの簡単な操作です。

④「iPhoneを探す」をオフにする(アクティベーションロック解除の鍵)

この手順は、初期化前の準備の中でもっとも重要と言っても過言ではありません。
「iPhoneを探す」をオフにすることが、アクティベーションロック解除に直結するからです。

「iPhoneを探す」をオフにする手順

  1. 「設定」→自分の名前をタップ
  2. 「探す」をタップ
  3. 「iPhoneを探す」をタップしてオフにする
  4. Apple IDのパスワードを入力して確認

「初期化すれば自動的に解除されるのでは?」と思われるかもしれませんが、Apple IDにサインインしたまま初期化すると、アクティベーションロックが残ってしまう可能性があります。
Appleサポートの公式ページ「iPhoneとiPadのアクティベーションロック」にも記載されている通り、「探す」がオンの状態ではロックは有効なままです。

買取業者の立場から申し上げると、この手順を踏んでいないiPhoneは買取不可になるケースが非常に多いです。
売却を検討している方は、くれぐれもこの手順を忘れないでください。

⑤SIMカードの取り出しとネットワーク利用制限の確認

初期化の準備が整ったら、SIMカードの取り出しとネットワーク利用制限の確認も行いましょう。

SIMカードの取り出し方

iPhone側面のSIMトレイの穴に、付属のSIMピン(またはクリップの先端)を差し込んで押すと、トレイが飛び出します。
SIMカードを取り出し、トレイは本体に戻しておきましょう。

ネットワーク利用制限の確認

ネットワーク利用制限とは、不正利用を防ぐためにキャリアが端末に設けている制限のことです。
制限状態は「〇」「△」「×」の3段階で示されます。

状態意味買取への影響
制限なし(残債完済済み)問題なく買取可能
制限の可能性あり(分割払い中など)買取可能だが減額の可能性あり
×制限あり(赤ロム)多くの業者で買取不可

確認方法は、各キャリアのネットワーク利用制限確認サイトにIMEI番号を入力するだけです。
IMEI番号は「設定」→「一般」→「情報」から確認できるほか、電話アプリで「*#06#」と入力しても表示されます。

ネットワーク利用制限が「×」の端末は、いわゆる「赤ロム」と呼ばれ、モバイルデータ通信ができない状態です。
MobileMartでは赤ロムのiPhoneも買取対象としていますが、一般的な買取店では取り扱いを断られるケースがほとんどですので、売却前に必ず確認しておきましょう。

関連記事: ネットワーク利用制限「バツ」のスマホを売却する方法:赤ロム端末の買取と活用ガイド

【手順解説】iPhoneを正しく初期化する方法(全データ消去・完全ガイド)

事前準備が完了したら、いよいよiPhoneの初期化を実行します。
初期化の方法は3つあります。
ご自身の状況に合った方法を選んでください。

方法①:iPhone本体から初期化する(最もシンプルな基本手順)

もっとも一般的でシンプルな方法です。以下の手順で進めてください。

  1. 「設定」アプリを開き、「一般」をタップ
  2. 「転送またはiPhoneをリセット」をタップ
  3. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
  4. バックアップの確認画面が表示されたら、すでにバックアップ済みであれば「今すぐ消去」を選択
  5. パスコードを入力
  6. 「iPhoneを探す」がオンの場合はApple IDのパスワードを入力
  7. 「iPhoneを消去」をタップして実行
  8. Appleロゴが表示され、数分後に「こんにちは」画面が表示されたら初期化完了

eSIMを利用している場合は、途中で「eSIMを消去する」か「eSIMを保持する」かを選択する画面が表示されます。
売却・譲渡する場合は「eSIMを消去する」を選びましょう。
eSIMを消去した後、同じ回線プランを引き続き使いたい場合は、通信事業者への連絡が必要です。

なお、初期化中に電源が切れるとiPhoneが故障する危険があります。
充電が十分にある状態で実行するか、充電ケーブルを接続したまま行うことをおすすめします。

方法②:パソコン(Mac Finder / Windows Appleデバイスアプリ)から初期化する

パスコードを忘れてしまった場合や、iPhone本体の操作ができない場合は、パソコンを使ってリカバリーモードから初期化を行います。

基本手順:

  1. パソコンでFinder(Mac)またはAppleデバイスアプリ(Windows)を起動
  2. iPhoneの電源をオフにする
  3. iPhoneをケーブルでパソコンに接続しながら、機種ごとに決められたボタン操作を行う
  4. 画面に「コンピュータに接続」アイコンが表示されたらリカバリーモード成功
  5. パソコン側で「復元」を選択して初期化を実行

リカバリーモードのボタン操作は機種によって異なります。

対象機種操作方法
iPhone 8以降(SE第2世代以降含む)音量を上げるボタンを押してすぐ離す→音量を下げるボタンを押してすぐ離す→サイドボタンを長押し
iPhone 7 / 7 Plusサイドボタンと音量を下げるボタンを同時に長押し
iPhone 6s以前(SE第1世代含む)ホームボタンとトップ(サイド)ボタンを同時に長押し

いずれも「コンピュータに接続」画面が表示されるまでボタンを押し続けてください。

方法③:iCloud(iPhoneを探す)から遠隔で初期化する

iPhoneを紛失した場合や、手元にiPhoneがない状況でも、iCloudから遠隔で初期化を行えます。

手順:

  1. パソコンやほかのApple端末からiCloud.comにアクセス
  2. Apple IDでサインイン
  3. 「探す」を選択
  4. デバイス一覧から該当するiPhoneを選択
  5. 「このデバイスを消去」をタップ
  6. 画面の指示に従って操作

ただし、AppleCare+ 盗難・紛失プランに加入している場合は要注意です。
補償申請が承認される前に遠隔消去を実行してしまうと、iPhoneの位置がわからなくなり、補償の対象外になる可能性があります。
盗難・紛失時は、まずAppleサポートに相談してから消去の判断をしましょう。

アクティベーションロックとは?中古市場で問題になる理由を徹底解説

ここからは、初期化と切っても切れない関係にある「アクティベーションロック」について詳しく解説します。
MobileMartにも、アクティベーションロックが解除されていないiPhoneが持ち込まれることがありますが、この仕組みを正しく理解しておけばトラブルは未然に防げます。

アクティベーションロックの仕組みと「iPhoneを探す」との関係

アクティベーションロックとは、iPhoneの盗難・紛失対策としてAppleが搭載しているセキュリティ機能です。
「iPhoneを探す」をオンに設定した時点で自動的に有効になります。

この機能が有効な状態でiPhoneを初期化・復旧すると、「iPhoneは所有者にロックされています」という画面が表示されます。
正規の所有者のApple IDとパスワード(またはパスコード)を入力しなければ、iPhoneを再アクティベートして使い始めることができません。

つまり、たとえ誰かがiPhoneを盗んで初期化したとしても、アクティベーションロックがかかっていればそのiPhoneは使えない状態になります。
セキュリティ面では非常に優れた機能です。

しかし、この機能を解除しないまま売却・譲渡してしまうと、新しい持ち主がiPhoneを使えないという深刻なトラブルが発生します。
これが中古市場でアクティベーションロックが問題視される理由です。

パスコードロックとアクティベーションロックの違い(混同に注意)

買取の現場でもっとも多い誤解が、「パスコードロック」と「アクティベーションロック」の混同です。
この2つはまったく別のロック機構です。

パスコードロックアクティベーションロック
ロックの対象iPhone本体の画面ロックApple IDに紐づくデバイスロック
設定方法パスコード(数字・英数字)を設定「iPhoneを探す」をオンにすると自動で有効化
初期化で解除できるかできる(初期化でリセットされる)できない場合がある(Apple IDのサインアウトが必要)
解除に必要なものパスコードまたはリカバリーモードでの初期化Apple IDのパスワードまたはデバイスのパスコード

パスコードロックは初期化すればリセットされますが、アクティベーションロックは初期化しても残る場合があります。
「初期化すればすべてのロックが外れる」と思い込んでいると、取り返しのつかない事態になりかねません。

購入前に確認必須!中古iPhoneのアクティベーションロック確認方法

中古のiPhoneを購入する場合、アクティベーションロックの有無を事前に確認することが非常に重要です。
ロックがかかったままの端末を購入してしまうと、Apple IDとパスワードがわからない限りそのiPhoneは一切使えません。
いわゆる「文鎮化」してしまうリスクがあります。

購入前の確認ポイント:

  • iPhoneの電源を入れて「こんにちは」画面が表示されていれば、初期化済みかつアクティベーションロックなしの可能性が高い
  • 前の所有者のApple ID入力画面が表示された場合は、アクティベーションロックがかかっている(この状態では購入を避けるべき)
  • ホーム画面やパスコード入力画面が表示される場合は、まだ初期化されていない

フリマアプリやオークションで中古iPhoneを購入する際は、出品者に「初期化済みでアクティベーションロックが解除されているか」を必ず確認してください。
確認を怠ったまま購入し、ロックがかかっていたというトラブルの相談は本当に多いです。
購入前の確認が最大の防御策であることを覚えておいてください。

アクティベーションロックを正しく解除する方法(状況別ガイド)

アクティベーションロックの解除方法は状況によって異なります。
ご自身のケースに合ったパターンを確認してください。

【パターン①】自分のiPhoneのアクティベーションロックを解除する(売却・譲渡前)

自分のiPhoneを売却・譲渡する前にアクティベーションロックを解除する方法です。
もっとも基本的なケースであり、手順もシンプルです。

手順A:iPhone本体から解除する場合

  1. 「設定」→自分の名前をタップ
  2. 「探す」→「iPhoneを探す」をタップしてオフにする
  3. Apple IDのパスワードを入力して確認

手順B:iCloudから遠隔で解除する場合(すでにiPhoneが手元にない場合)

  1. iCloud.comにアクセスし、Apple IDでサインイン
  2. 「探す」を選択
  3. デバイス一覧から該当するiPhoneを選択
  4. 「このデバイスを消去」を実行
  5. 消去完了後、「アカウントから削除」をタップ

特に手順Bの「アカウントから削除」を忘れてしまうケースが散見されます。
「消去」しただけでは完了ではなく、必ず「アカウントから削除」まで行うことで、アクティベーションロックが完全に解除されます。

【パターン②】中古iPhoneにアクティベーションロックがかかっていた場合

中古で購入したiPhoneにアクティベーションロックがかかっていた場合の対処法です。

前の所有者と連絡が取れる場合

前の所有者に、上記パターン①の手順B(iCloudからの遠隔解除)を依頼してください。
前の所有者がiCloud.comで「探す」→該当デバイスを選択→「アカウントから削除」の操作を行えば、ロックは解除されます。

前の所有者と連絡が取れない場合

購入証明書(レシート、領収書など端末のシリアル番号やIMEIが記載された書類)を用意して、Appleのアクティベーションロックサポートに問い合わせる方法があります。
Appleのサポートページから解除のリクエストを送信できます。

ただし、購入証明書がない場合は解除が非常に困難です。
正直に申し上げると、購入証明書なしでのアクティベーションロック解除は現実的には難しいケースがほとんどです。
だからこそ、中古iPhoneの購入前には必ずロックの有無を確認することが最善の予防策です。

【パターン③】Apple IDやパスワードを忘れてアクティベーションロックが解除できない

自分のiPhoneなのに、Apple IDやパスワードを忘れてしまってアクティベーションロックが解除できないという方も少なくありません。
焦る気持ちはわかりますが、諦める必要はありません。

Apple ID(メールアドレス)を忘れた場合

iforgot.apple.comにアクセスし、登録時に使用したメールアドレスや電話番号を手がかりにApple IDを検索・回復できます。

パスワードを忘れた場合

同じくiforgot.apple.comからパスワードのリセットが可能です。
登録している電話番号やメールアドレスを使って本人確認を行い、新しいパスワードを設定できます。

2ファクタ認証のコードが届かない場合

信頼済みの電話番号にSMSが届かない、または信頼済みデバイスが手元にないといった場合でも、「アカウントの回復」という手続きを申請できます。
ただし、本人確認のために数日から数週間程度かかることがあります。

焦らず、まずはApple公式のサポートページから手続きを進めてみてください。
最終的に解決しない場合は、Appleサポートに直接相談するのが一番の近道です。

iPhone初期化後の正しい手続き(アクティベーションと新規設定)

初期化が完了したら、その後の対応もしっかり確認しておきましょう。
自分で使い続ける場合と、売却・譲渡する場合で、やるべきことが異なります。

「こんにちは」画面が出たら成功!アクティベーションの流れ

初期化が完了すると、iPhoneの画面に「こんにちは」と表示されます。
この画面が表示されたら、初期化は成功です。

ここから先は、iPhoneを新しく使い始めるための初期設定(アクティベーション)です。
言語や地域の選択、Wi-Fiへの接続、Apple IDでのサインインなどを順番に進めていきます。

なお、アクティベーションロックが解除されていない場合は、この初期設定の途中で前の所有者のApple ID入力を求められて先に進めなくなります
初期化前に「iPhoneを探す」をオフにしておくことの重要性は、ここで実感することになるでしょう。

自分で引き続き使う場合:バックアップからデータを復元する手順

機種変更せずに同じiPhoneを引き続き使う場合は、初期設定の途中で「iCloudバックアップから復元」を選択すれば、以前のデータを復元できます。

復元にかかる時間は、データ量やネットワーク環境によって異なりますが、数時間から丸一日かかることもあります。
Wi-Fiに接続した状態で、充電ケーブルを繋いだまま気長に待ちましょう。

新しいiPhoneに移行する場合は、「クイックスタート」機能を使うのも便利です。
古いiPhoneと新しいiPhoneを近づけるだけで、データの転送と設定の移行が自動的に始まります。

売却・譲渡する場合:初期化完了後の確認チェックポイント

売却・譲渡する場合は、「こんにちは」画面が表示されている状態で相手に渡すのがベストです。
以下のチェックポイントを最終確認してください。

  • 「こんにちは」画面が表示されている(=初期化完了+アクティベーションロック解除済み)
  • SIMカードが抜いてある
  • eSIMが消去されている(eSIM利用者の場合)
  • 充電がある程度残っている(買取業者が動作確認をするため)
  • 箱や付属品(充電ケーブル、イヤホンなど)が揃っている(買取価格に影響します)

これらをすべて確認できたら、安心してiPhoneを手放すことができます。
MobileMartへの売却・買取相談もお気軽にどうぞ。

よくある質問(FAQ)

Q: iPhoneを初期化するとアクティベーションロックは自動的に解除されますか?

必ずしも自動で解除されるわけではありません。
「iPhoneを探す」がオンの状態でApple IDにサインインしたまま初期化すると、アクティベーションロックが残る場合があります。
確実に解除するためには、初期化前に「設定」→自分の名前→「探す」→「iPhoneを探す」をオフにし、Apple IDのパスワードを入力して連携を解除してから初期化することが重要です。

Q: iPhoneの初期化前に必ずやることは何ですか?

以下の5つが必須です。

  • データのバックアップ(iCloud / Finder / Appleデバイスアプリ)
  • Apple Watch・AirPodsなどのペアリング解除
  • SuicaなどApple Payカードの削除
  • iMessageの登録解除(Androidに移行する場合)
  • 「iPhoneを探す」をオフにしてiCloudからサインアウト

この順番で進め、最後に「すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化を実行しましょう。

Q: アクティベーションロックがかかっている中古iPhoneを買ってしまいました。どうすれば解除できますか?

前の所有者と連絡が取れる場合は、前の所有者にiCloud.comから「探す」→当該デバイスを選択→「アカウントから削除」の操作を依頼してください。
連絡が取れない場合は、購入証明書(レシート等)を持ってApple公式サポートに問い合わせる方法があります。
残念ながら購入証明書がない場合は解除が困難なため、中古購入前にロックの有無を確認することが最善の予防策です。

Q: Apple IDのパスワードを忘れてしまってアクティベーションロックが解除できません。どうすればいいですか?

焦る必要はありません。
Appleのiforgot.apple.comから、登録メールアドレスや電話番号を使ってパスワードをリセットできます。
2ファクタ認証コードが届かない場合でも、「アカウントの回復」という手続きを申請できます(数日〜数週間かかる場合あり)。
最終的に解決しない場合は、Apple公式サポートに相談しましょう。

Q: iPhoneを初期化するとLINEのトーク履歴は消えますか?

はい、通常の初期化ではLINEのトーク履歴は消えてしまいます。
iCloudやFinderの通常バックアップにはLINEのトーク履歴は含まれないため、初期化前にLINEアプリ内の「設定」→「トーク」→「トーク履歴のバックアップ」から個別にバックアップを取っておく必要があります。

Q: eSIMを使っているiPhoneを初期化する場合、注意することはありますか?

eSIMを使用している場合、初期化時に「eSIMを消去する」か「eSIMを保持する」かを選択する画面が表示されます。
iPhoneを売却・譲渡する場合は「eSIMを消去」を選んでください。
eSIMを消去した後、同じ回線プランを引き続き使いたい場合は、通信事業者に連絡してeSIMの再発行手続きが必要になります。

Q: 初期化するとiOSのバージョンも古い状態に戻りますか?

いいえ、iOSのバージョンは初期化しても戻りません。
「工場出荷時の状態に戻る」とは、データと設定がリセットされるという意味であり、インストールされているiOSのバージョンはそのまま維持されます。

まとめ

iPhoneの初期化は「設定から数タップ」と簡単に見えますが、アクティベーションロックの解除、iMessageのオフ、Apple Watchのペアリング解除、SuicaなどApple Payカードの削除といった事前準備を怠ると、個人情報の漏洩リスクや買取不可といったトラブルに直結します。

この記事で紹介したチェックリストを順番通りに実施すれば、個人情報を守りながら安全にiPhoneを手放せる状態になれます。
特に「iPhoneを探す」をオフにすることとApple IDからのサインアウトは、アクティベーションロック解除のために絶対に忘れないでください。

初期化の準備が整ったら、ぜひMobileMartへの無料査定もお試しください。
赤ロムや分割払い中のiPhoneも、諦めずにまずご相談ください。
あなたのiPhoneライフを最後まで全力でサポートします。

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